久しぶりの映画鑑賞☆キングダムⅡ観てきました♪ - 茶トラとブリティッシュのアフタヌーンティー

２０１９年に公開された前作「キングダム」を観に行ってから・・・

約３年が経ち・・・今年７月に公開された続編「キングダムⅡ」
今更ながら観に行ってきました。

前作が実写化される前からキングダムの大ファンで
漫画を全巻揃えている私は、原作者の原泰久さんが私の妻と母校が一緒だった事実を
最近になり知り、オタク熱にさらに火が付き勝手に親近感が湧いてしまうという・・・

そんな私も公開から２か月が過ぎた今、やっと観に行ってきました。

映画好きの私ですが、基本的に興行収入がどれぐらいまで行くのかは
あまり気にしない方です。

ただ中国春秋戦国時代を舞台とするキングダムに関しては話は別です。

続編制作には、１作目が興行収入的にも大ヒットすることで、さらに巨額の製作費を
投じることができ、よりスケールアップした良い作品づくりの後押しになるからです。

結果、３０億円以上いけば大ヒットの中、前作は最終的に５７，３億円を
叩き出します。
なにかと実写化作品は、賛否がありヒットすることが難しい中これは凄いこと。

当時、公開終了まで興収速報をチェックし続けていたことを思い出します。

・・・と前置きが長くなりましたが
期待に胸を膨らませて観た感想をネタバレなしでしていきます。

まず冒頭から前作よりも良いものを作ってやるぞという作り手の方たちの
意気込みを感じることができ、序盤から終盤まで１３４分、中だるみすることなく
一気に駆け抜けるように魅せてくれました。

スケールアップは勿論のこと、要所要所でアクセントになるシーンを
バランスよく入れているのも観る側を意識した編集作りになっていて
とても良かったです。

個人的に良い映画、面白い映画というのは、どのジャンルに限らず
キャラクターの心情をしっかり描かれていること、キャラ立ちしていることが
必要不可欠だと思っています。

実写化作品は一番そこが難しいところだと思うんですが・・・

今回主人公信の初陣となる、アクションシーンが多くなりがちな
蛇甘平原編では、ドラマパートをほんとに巧く織り込んであって
キャラクターの心情に引き込まれてしまいました（何回泣いてしまったことか）

原作自体が良い作品ということもあるけど
前作の監修も務めた原作者の原さんが、今回の続編のあるストーリー部分に
も携さわっていたそうです。
この安心感・・・なるほどと思いました。

キャスト陣に触れていくと・・・
とにかくキングダムは役者さんが豪華なんですよね～。

主人公信役の山崎賢人くん、実写化作品に多く出演していて賛否を
受けやすい人なんですが、作品ごとに演技力がどんどん上がってきていて
ほんと良い役者さんになりましたねぇ。

原作でも信は徐々に成長していくキャラクターなので、まさにハマり役。

演技力もさることながら、アクションシーンも前作よりもキレッキレで
身体の線は細いのに力強い信の、どことなく泥臭く戦う姿を見事に
演じ切っていました。
信同様今後の活躍・成長が楽しみですね。

そしてなんといっても羌瘣役の清野菜名さんです。

初めてこの役者さんを観たのは
２０１４年公開の「TOKYO　TRIBE」という映画でした。

作中ヒロインを演じていたんですが、その当時からアクションも素晴らしく
おまけに体当たりの演技をされていたので、強く印象に残っていました。

その後、ドラマでも活躍されるようになっていくんですが・・・

今回のファンの間でも議論が加熱していた大事な大事な羌瘣
まさに羌瘣そのものでした。

嬴政役の吉沢亮さんも目力があり、目で演技ができる良い役者さんですが
清野菜名さんもそういう演技をされていて、素晴らしかったです。

アクションも信とは対称的となる羌瘣の華麗な動きを見事に再現
相当なトレーニングを積んだんでしょうね。
必見です！

忘れてはいけない王騎役で再登場の大沢たかおさん
前作よりもさらに肉体的に大きくされたそうで、演技もさらに王騎感たっぷり。

うちの姉は昔から大沢たかおさんの大ファンで、原作未読で出演を知り
前作から今作まで映画キングダムを観るようになったらしいです。
（中々ない入り方だと思います・・・(笑)）

その知り尽くしている大ファンの姉が「演技にまた深みが増してた～」と
感動していたので、間違いないですよね。

難しい王騎役に大抜擢され、尚もストイックに成長し続けているなんて・・・
その存在感はさすがでした。

今作まで観て思ったんですが
前作では楊端和役の長澤まさみさん、成蟜役の本郷奏多さんなど
素晴らしい演技で脇を固めてくれていましたし

今作でも他にも紹介しきれない沢山の役者さんが違和感なく
キングダムの世界観を素晴らしい演技で作り上げていました。

個人的にはプロレスも私は好きなので
歩兵隊の「伍」の伍長・沛浪役のプロレスラー真壁刀義さん
が渋みがあって好きだったなぁ・・・

最後にエンドクレジットではミスチルの主題歌「生きろ」が流れ・・・

ミスチルファン歴役２０年になる私
もちろん知ってはいたんですが・・・映画でもうすでにお腹いっぱいの中、
大音量で桜井さんの歌声が響き渡るので、もうやめてくれ～っと思いました。

最後の最後まで贅沢な１本・・・まさにそんな映画でした。

ほとんどの方がもうすでに鑑賞されたかと思いますが
まだの方は劇場で観に行く参考になれば（公開が終わる前になるべくお早めに）

映画館では・・・

マスクの着用をお忘れずに。

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