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急性腎不全から奇跡的に回復した愛猫ボニーの話


本日もお越しいただきありがとうございます。

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度々当ブログ・漫画にも登場している愛猫ボニー11才ですが

約三年近く前に生死の淵を彷徨う大病を患った経験があります。

 懸命な治療とボニー自身の頑張りにより奇跡的に回復、現在に至るわけですが・・・

その病名は「急性腎不全」

治療に当たって下さった先生も今でも信じられないと驚かれたボニーのその劇的な回復。

今日はそのお話になります。

猫を飼ったことがない方のためにも、まずはその前に病気について。

慢性腎臓病(腎不全)

愛猫家の方ならご存じ、猫の宿命ともいわれている進行性の病気です。
老齢期での発症が多いこと、そして死亡率も高いことでも知られています。

この病気の最もこわいのは、何らかの症状に気が付く頃にはすでに病気が進行しているところ。
そして猫の病気(不調)を隠すのが上手いという性質が組み合わさっている点です。

血液検査で異常が認められると、腎臓の機能の75%以上が失われていると言われています。
また一度失われてしまった腎機能は治療により回復することはありません。

かかりつけの獣医さんの説明の元、慢性腎臓病の各ステージ別が分かるように簡単な表を作成してみました。

↓↓
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この病気が進行するとその他にナトリウム・カルシウム・リン・尿素窒素などといった数値にも
異常がみられてきます。

治療として主体となるのが、血液中の老廃物や毒素を体内に貯めないようにすること。
脱水を予防しながら尿量を増加させ老廃物を体外へ排出させる必要があるので、静脈・皮下点滴などが
行われます。

慢性腎臓病(腎不全)は徐々に進行していく病気に対して、ボニーが患うことになった急性腎臓病は何らかの原因により突然腎臓が機能しなくなる病気です。数日から、ときには数時間で急激に末期へと悪化してしまう恐れがあります。

前置きが長くなりましたが、ここからはボニーの話をしていきます。

三年近く前、8才を迎えるタイミングでシニア期にも入っていることから健康診断(血液検査)をすることに・・・・。
それまで大きな病気はしたことがなかったんですが、長生きしてもらうためにも念のためのことでした。

その時の検査結果は、一番不安視していた腎臓の数値も異常がなく他の数値も正常値内。安心した記憶があります。

ところがそれから二か月のこと、ボニーに急な体調変化が・・・。

症状は嘔吐が少々、食欲減退、若干の多尿、水をあまり飲まない。
おもちゃなどには反応して動きがあるものの、グレーの毛色ですが表情が良くなかったこと。

二か月前に検査で異常が見当たらなかったばかりの出来事だったので、このまま様子見でいくべきか悩みましたが、食欲が戻らなかったことと顔色の悪さが決め手になりすぐに病院へ連れて行くことにしました。

その時の血液検査の結果がこちらです。↓↓

 

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腎臓に関係している項目での数値が全てにおいて基準値を大きく振り切っているのが分かります。
その中でも特に先生が指摘されたのが、目を疑うほどのBUNとCreの数値。

上に作成した表で見てもらえると分かるように、腎臓病の末期のさらにさらに悪い状態。
通常であればもう意識がなく、痙攣を起こしているレベル。
こうしてボニーが診察台の上で一見平然としているのは、不思議なぐらいでまずありえないこと。おそらくこの子はとても我慢強い子なんでしょうと言われたのを思い出します。

前回の検査と合わせて診て急性の疑い。
どれぐらい今の段階で腎機能が残されているのかは分からないけど、尿毒症を起こしておりかなり厳しい状態。
先生からは次の二つの選択肢を出されました。

①このままストレスのないよう慣れ親しんだ自宅でゆっくり過ごさせてあげる。

➁入院させて点滴処置。

厳しい状態だけど入院させることはできない。

数多くの犬や猫、動物を色んな病気で今まで看取ってきました。
可愛い大事な子を必ず腕の中で最期を看取ってあげることは、私の中で最低限のことであり大切にしていることです。

かといって、このまま何も処置をせず諦めることなんかはできない。
想像できないほど苦しいはずのボニーを何とか少しだけでも楽にさせてあげたい。

そこで先生と相談して③つ目の選択をとりました。

毎日の通院(朝いち連れて行き、夕方お迎え)点滴処置という積極的治療です。

少なからず通院自体がその子にとってストレスになるのかもしれない。
決して動物と言葉を交わすことは出来ませんが、私は動物の声なき声に耳を傾け少しでも気持ちを理解してあげたいと暮らしています。

ボニーからはまだ諦めていない・・・私たち家族とまだまだ一緒にいたい。
そんな気持ちが伝わってくるようでした。

そして今までの色んな経験が私をそう動かせた(選択させた)のだと思います。

そこから二週間におよぶボニーの通院点滴治療が始まりました。
具体的には抗生剤の注射、静脈点滴です。


治療から帰宅時の様子↓↓
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二週間の治療期間での血液検査の経過がこちらです↓↓
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驚くことに少しずつ数値が正常値内までに下がってきているのが分かります。

そこに記載していませんが最終的にはクレアチニンの数値が1.86まで下がり、先生からももう大丈夫だろうということで二週間の通院治療をストップすることに。

それから約三年が過ぎ現在・・・

定期的な検診と慢性腎臓病の新薬であるラプロス錠を飲み続けていますが、直近での血検の結果も正常値内におさまっており元気に暮らしています。

これがボニーの奇跡的な回復劇になります。


前にも書きましたが、

私はこれまで大好きな動物と長く暮らす中で、様々な選択を迫られる場面を何度も経験してきました。

その選択に対して今でも後悔することもあれば、その子との日々の生活の中でもっとこうしておけばと後悔することも多々あります。

この経験や思いを大事にしながら、今いる猫たち・これからの子たちに生かさなければと考え私は暮らしています。
旅立った子たちの為にも・・・。

言葉を交わし会話をすることができませんが

あらゆるサインを見逃さないように

後悔することが少しでも減らしていけるよう。

ボニー含め大事な可愛い10匹の猫たちと接していきたいです。

長くなってしまいましたが、ボニーの食事や気をつけていることなど
また別の機会に紹介できればと思います。

私の経験が少しでも参考になれれば幸いです。

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今日も貴重なお時間、最後までご覧いただきありがとうございます。


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