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いつ、どこでかかるか分からない猫の感染症


猫の病気(感染症)には、様々な種類のものがあります。

白血病ウイルス(FeLV)感染症、猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症

このふたつの病気は、感染した場合の根本的な治療法がなく 命にも関わる恐ろしいものです。

屋外には出さないこと、またワクチン接種により
感染と発症の予防をすることができるんですが...



多頭飼いをしていて個人的に厄介だなぁと思う病気があります。

前回の記事でも少し触れた猫カリシウイルス感染症です。

特徴としては咳、くしゃみ、発熱、鼻水などの風邪に似た症状が続き
悪化すると口内炎や舌に潰瘍がみられ、肺炎を起こすこともあります。
最悪、死にいたるケースも...


厄介だと思う理由はいくつかありますが、特に以下のふたつの特徴。

・カリシウイルスには多くの株が存在するため
たとえワクチンを接種していても、違う株のウイルスに感染してしまうことがある


・感染後、治療により回復しても
体の中からウイルスが完全に消えないことがある


一度感染してしまうと
生涯キャリア状態となってしまう恐れがあるわけなんですよね。
そして...ストレスや免疫力の低下により再発・・・。

感染力の強さや変異株など何だかコロナウイルスに似ています(>_<)



実は...
現在実家にいる子たちの中でキャリア状態にある子がいます。


数年前、誤って庭の植え込みに脱走してしまった にゃん太郎とゆず。
まずこの2匹が感染したのを皮切りに
ラムと今は亡きナミに感染が広がりました(当時8匹中4匹感染)。

※実家周辺は野良猫さんの通り道になっているため、排泄物や分泌物も少なくありません。


重症だったのが、ゆずとナミ

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ナミ(享年18才)

 

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抗生剤投与と数日間の点滴でふたりとも回復しましたが、一時は危ない状態でした。
※症状は咳・鼻水、嘔吐、口内炎、発熱、虚脱気味、食欲低下


軽傷で済んだのが、にゃん太郎とラム

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抗生剤投与によりすぐに回復。
※症状は鼻水・くしゃみ

この子たちは皆ワクチン接種済みです。


それから数年が経った現在までの3匹(キャリア状態)の様子

・ゆず&にゃん太郎

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ほぼ一年を通して無症状。
季節の変わり目などに、ときどき軽い鼻水・くしゃみがみられるが自然に治癒。

・ラム

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慢性鼻炎がつづく。
季節の変わり目、免疫力が低下しているとき ひどい鼻水が出ます。


感染した当時、一番軽症だったラムが
現在も後遺症のように残ってしまっているので
猫カリシウイルス感染症を完治させる難しさを感じます。


その後のラムの治療ですが...
ひどい鼻水がみられた場合には、鼻腔洗浄、コンべニア注射(14日間効果持続型の抗生剤)を打ってもらっています。

それにより、一時的には改善。

ただ慢性鼻炎もまた、なかなか完治させることが難しいのが現状・・・。

ラムのこの病気とも長く付き合っていかなければならないなと覚悟しています。


その他にも同じ猫風邪の一種でもある猫ウイルス性鼻気管炎...

今までFeLV、FIVなどに感染した子がいましたが
今回は猫カリシウイルス感染症についてm(__)m

外に出てしまった場合など 
いつ、どこでかかるのか分からない感染症の怖さ...

完全とまではいかないものの
ある程度はワクチン接種により感染予防、症状を軽減...

うちの子たちとの経験が、少しでも役に立つことがあればと思い紹介しました。


長くなってしまい紹介しきれませんでしたが...
うちでやっている慢性鼻炎(ラム)の自宅でのケアについてはまた次回に(^^


 

tkworld.hatenadiary.com

 




こちらは うちのニャン’S紹介です
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