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愛猫の病気とこれからの事...


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実家9ニャン’Sとお泊り会のその後...


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にゃん太郎16才

人間でいうと約80歳。

色々と病気が出てきてもおかしくない年齢です。



泊まった日の深夜~明け方にかけて

咳の症状が数回見られたことで、少し嫌な予感がしていました。

さらに、その翌晩の食欲低下

カリカリフードの食い付きが若干悪い。

休日明けの動物病院へ...

翌日、受診することになります。


結果から先にお伝えすると...

「心筋症」の診断でした。

この病気について、かかりつけ医の説明と合わせて

できるだけ簡潔にまとめましたので

まずは以下で紹介します。



心筋症について

猫の心筋症には、大きく分けて3つ

肥大型、拡張型、拘束型があります。

各タイプにより特徴的な心室の異常があるが

心臓の機能が障害を受けることから

「心筋症」と総称されます。


中でも最も多く発症を占めているのが「肥大型心筋症」

心臓の筋肉が分厚くなることで、心室が狭くなり十分に拡張できず

全身に十分な血液を送れなくなる状態です。

さらに、この心機能低下により危険性が極めて高いのが

肺水腫や胸水、血栓症(両後ろ足付け根の動脈に多い)を引き起こしてしまう点。

緊急性も高く命に関わるため

夜間救急病院に運ばれてくる猫ちゃんも多いそうです。


【症状】

まず猫の心臓病の初期症状は、軽微でわかりづらく

飼い主も気づけない場合が多いといわれています。

その為...元気食欲・運動や遊びの量の低下、呼吸の異常など

症状が見られた際は、病気が進行している可能性が高い。

また全年齢で、発症する可能性があることも特徴のひとつです。


【早期発見と治療】

心筋症は、完治することのない進行性の病気のため

症状に応じた投薬による

内科的な対処療法が一般的とされています。


また、早期に治療を始めることで

心臓をより長く良い状態にコントロールすることが可能になるので

血液検査やX線、心エコーなどの定期的な健康診断が重要になってきます。



診察から現在までの治療

【受診初日】

事前に動画に撮っておいた咳の様子を先生に見せ、数日の変化を説明。

聴診器にて心雑音が微かにあり。

心疾患の疑いがあるため

血液検査(一般項目)に加えて、SAA検査(炎症マーカー)

NT‐proBNP検査(心臓バイオマーカー)、X線撮影を行う。


・血液検査・SAA検査結果

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SAA数値が基準値の約20倍...

かなりつらかったんだねぇ..にゃん太郎。。

白血球数値がやや高いのは、急性の場合あとから上昇していくため。

・NT‐proBNP検査・X線検査

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体にほぼ負担をかけることなく

採血だけで心臓病を調べる検査キットです。

残念ながら...陽性。

X線検査と合わせて心筋症という診断の流れになりました。

・治療内容

まず炎症を抑えるために

持続型抗生剤/コンべニア投与と炎症止めのお薬(7日分)

心筋症のお薬・2種

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(左)フォルテコール錠5mg

ACE阻害薬、血管を広げ血圧を下げる。

1回/日(0.5錠/回)

(右)ピモベハート錠1.25mg

強心作用と血管拡張作用を同時に発揮する。

2回/日(1錠/回)


【受診2回目(7日後)】

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炎症は、基準値近くまで下がってきているのが分かります。

追加で炎症止めのお薬7日分処方。

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現在、日によって波はありますが

食欲が戻ってきています(^-^)



にゃん太郎のこれから...

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今後、にゃん太郎の闘病生活が予想されます。

心筋症のお薬は、心臓の働きを助け

症状を出来るだけ緩和させてあげる為にも

これから毎日欠かさず投与することになります。


犬の心臓病は何度か経験してきましたが

猫の場合は、これまでで初めての事。

そのせいもあったのか?

診断を受けるまで...頭からその可能性を除外していました。

年齢的な事を考えてみても

今回のことが、早期発見に繋がったのか...

遅かったのか...。。


ただ

罹患していた、にゃん太郎の今後の余生

日々の生活の質をさらに上げるために

家族で考えるきっかけになったのは、間違いありません。



最後になりますが...

猫の心臓病の診断は、犬と比較しても難しいケースが多いといわれています。

前述したように

猫の場合、あまり症状を出さずに進行することが多いためです。


もともと症状を示していない子に対して

心臓病を疑うことは難しいことなんですが...

今回のにゃん太郎の経緯。

猫ちゃんと暮らしているご家族の方にとって

何か少しでも参考にしてもらえることがあればと

紹介させていただきました。


大切な家族の定期的な健康診断

病気の早期発見に繋がれば幸いです。

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夜、見廻りに訪問すると

必ず私のお腹の上を陣取るにゃん太郎(^-^)

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離れて暮らしてはいますが...

改めて、にゃん太郎との時間を1日1日大切に

過ごしていきたいと思う次第です。



にゃん太郎の16才...やはり身体に転機が。。

tkworld.hatenadiary.com

 



 

 

 

こちらは うちのニャン’S紹介です
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今日も貴重なお時間、最後までご覧いただきありがとうございます。



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