12才と高齢になってからも慢性鼻炎が続いているラム。
一年を通して、季節の変わり目などに症状が現れては緩和の繰り返し。
治りにくい病気なので、ラムにとっても私たちにとっても難敵です。
ラムに対しては、ここ1年ほど天然成分のみの点鼻・マッサージによる自宅ケアを行っていて
慢性鼻炎の内科治療のひとつでもある抗生剤投与は、避けてきました。
高齢による体への負担を考えてのことです。
慢性鼻炎の自宅で行っているケアについては
こちらで詳しく紹介していますので興味のある方は
是非ご覧になって下さいm(__)m
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自宅ケアも少なからず功を奏していたのか...
ひどい症状は見られず
今年の厳しい寒さも乗り越え~季節の変わり目も通り過ぎたと
安心していたのですが・・・
つい先日、1日食欲が低下 元気消失が見られました。
高齢なこともあって腎機能(腎臓)のことが真っ先に頭をよぎります。
その晩、カリカリよりも匂いの強いパウチを与えてあげると少し食べ出す。
ただ...
猫は本来、匂いの強いものを好む動物。
嗅覚で食べ物かどうかの判断をするといわれています。
そのため何らかの理由で嗅覚が利かなくなると
それまでのフードも食べ物として判断することが出来ず、急に食べなくなる。
または、匂いのより強い食べ物だと食べる...なんてことがあります。
※食欲がなくなる理由の一例です。
ラムの場合は、鼻炎持ち。
いつもより鼻水・汁が少なく、くしゃみともいえない奥の方が何となく気になっているような様子。
炎症が鼻腔・副鼻腔に達している可能性の方が...。
翌日の早朝、病院へ連れて行くことに...
ラム、久々の病院。
血液検査の結果、SAA・炎症マーカーを除く数値はほぼ正常値内でした。
※まず腎機能の数値が落ち着いていたことにホッと安堵しました。
SAAは、体にどれだけ炎症があるのかを示す数値です。
一方、白血球数は正常値内であったため
炎症は急性、部分的な疑いということになります。
ラムの状況から慢性鼻炎の悪化による副鼻腔炎という診断でした。
幸いにも、その他の内臓関係の状態は落ち着いていたので
体への負担をそこまで心配せずに、数年ぶりに抗生剤を投与して帰宅しました。
翌日以降、ちょうど2日目の夜から普段のカリカリを食べれるようになり
現在に至ります。
鼻腔まで達していた炎症も治まり
鼻ブスブスしてるので、まだ正常とはいえないまでも
嗅覚が戻ってきたということです。
さて...ニャンコが具合を悪くした場合は当然、原因を探ります。
おそらく...
梅雨真っただ中 連日の高温多湿・気圧低下の日々。
この時期は人間も猫も同様
こちらが思っている以上に猫(特に高齢猫の場合)には
不快感を感じ・体温調整機能がうまく働かず、ストレスになっていることがあります。
その結果...
高齢・ストレスによる免疫力低下⇒鼻炎が悪化したものだと推測されます。
今回は、積極的に抗生剤投与という治療の選択をしましたが
出来るだけ 自宅でのケアで慢性鼻炎と付き合って行ければと...
今後も継続していきたいと思います。
不快な梅雨時期 特に病気を抱えている場合
気をつけなければいけませんね。
私たちもですが(._.)
ついでに・・・
小夏も一緒に病院へ。
小夏専用の部屋は、突貫工事で家に併設し建てられたものなので
半屋外空間となっています。
この子は、うちに来て約3か月になるので
・ブラベクト・プラス
(外部寄生虫のノミ・マダニ、内部寄生虫の回虫・鉤虫の駆除薬)
3か月間効果が持続する駆除薬を滴下してもらいました。
小夏...
これから長くお世話になっていくであろう
うちのかかりつけ獣医さんとの対面。
挨拶代わりに「シャーーーッ」と
一発かましておりましたね。。。
やっぱ気が強ぇぇぇですわ。
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今日も貴重なお時間、最後までご覧いただきありがとうございます。
人間にも動物にも優しい商品を紹介しています。
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