茶トラとブリティッシュのアフタヌーンティー

生まれ変われるなら茶トラとして自由気ままに

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白猫の女の子との出会い(2/2)~新たな出会い~


姉とふたりの兄を持つ私

実は、うちの4姉弟には ある不思議な共通点があります。

それは人生の転機となる大学進学や就職...

初めて実家を離れ 一人暮らしをする中


1番上の姉は...アメショ柄の女の子・モモ

2番目の兄は...生後間もない茶トラの男の子・カンロ

3番目の兄は...交通事故に遭い下半身不随だったキジトラの女の子・ノラ



皆導かれるように 1匹の猫と出会い、保護... 

それぞれに忘れもしない 大切な出会いがあることです。

その後...帰省と共にこの子たちは、実家の大家族の一員に


そして...私にも

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まっ白猫からパステルサビへ徐々に変貌していくナミ


前回(1/2)の続きになります(^^)

tkworld.hatenadiary.com

 



ふくふくとしていたのは...


コンビニでの出会いから約1か月半後

ナミとの学生生活が始まっていく。


小学生の頃から 保護猫との途切れることのない暮らし。

部屋を猫環境にすぐに整え 

色々な準備は、まぁ手慣れたもの。

なんだか家族が増えたことにテンションが上がる


学生身分なので安いお徳用キャットフード・猫缶

それでもナミは、ガツガツ食べてくれる。

少し瘦せ細っていた体つきも 数日もすれば元通り

出会ったときの ふくふくとした姿に

いや...むしろあの頃より太ってきたかな


それもそのはず

毛布とぬくぬくの部屋

毎日のようにナミに会いにやって来る友人たちからも

ご飯・おやつを貰い...


ときどきナミは ベランダからベランダを行き来し 

同じ階に住むみんなへ 逆訪問のご挨拶

「ぉお ナミさん!」とそこでも何かしらご飯を貰う。

だから...

あまり気に留めていなかったんだと思う。

 



保護してから 2週間以上があっという間に過ぎ去った

ある日の早朝のことでした


耳元で微かに聞こえてくる 

聞き慣れない音でふと目覚める。

ん?

枕元に手を当てると

なんか濡れているし 生温かい


「ニぃーニぃー」「ミぃーミぃー」

ん?

ナミの鳴き声じゃない

え?


体を起こし枕元を見る...

いつものように丸くなって 毛づくろいするナミの姿

舐めているその先に

さらに目をやると...


「えっ、こ...仔猫が産まれとるーーー!!」

しかも すでに2匹!

突然の状況に一気に目が覚め

ぐるぐると頭の中で状況整理する。。


猫の妊娠期間は約2か月

ナミに初めて出会ったのも2か月前ぐらい(この時点で)


思い返してみれば...

食欲が旺盛、最近していた巣作りのような行動

丸々としていく体つき

兆候...

その全てが噛み合わさって すぐに結論づく



身ごもり母猫を保護していたんだと

ふくふくとしていたのは...そういうことか。。



お産が始まったのは 1時間前ぐらいからと考えられる...

猫は比較的安産 まだ仔猫は産まれてくるはず。

そっとナミを刺激しないように見守る

がんばれ!


それから...2~3時間の間に 3匹の仔猫が産まれる

計5匹(内1匹は残念ながら死産)を出産したナミ。

もぉ...涙が止まらなかった


もし、あのとき保護していなければ

あの極寒の中では 母子ともに厳しかっただろう

お産していたとしても 依然として変わらぬ外の寒さ

助からなかったかもしれない。

良かった...ほんとに良かった。。



亡くなっていた子は 私の部屋のベランダから見える

日当たりの良い場所に埋葬してあげました。

この子の分も兄弟4匹には どうか強く元気にと。。


思わぬかたちで、4匹の尊き命

新たに預かることになった私には責任がある。

ただ...アパートの狭い部屋に住む学生の私に

ナミを含めた5匹を満足いくよう 

幸せに育てていく経済力は...。

離乳を終えた生後2~3か月までは、仔猫たちをしっかり育てる!


すくすくと育っていく仔猫たちを見守りつつ

ナミには申し訳ないが、この子たちを大切に育ててくれる里親さん探し

友人やそのつてを頼り、候補者さんの中から3組の方が無事に決まる。

母猫と十分に触れ合わせ

生後3か月のタイミングで3匹の子たちは 里親さんの元へ。


最後の1匹 白サバトラの女の子

ナミのためにも...自分のためにも

この子は残すことに決めました。


例の如く 名前を何にするか...

みんなが集まり

「ロビンちゃんでしょ!」


これには私もすぐに同意w

あっ、麦わら一味のもう一人の女性キャラですm(__)m

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ナミとの出会い...

それは、ロビン(仔猫たち)との新たな出会いでもありました。



二部に分けて書いてきましたが、長くなってしまいましたね(^-^;

もう少しだけお付き合いくださいm(__)m


大学卒業・就職と同時に阿蘇を離れ

ナミ&ロビン親子を連れて実家へ帰省します。

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第一、二世代となる先住猫たちも受け入れてくれ

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改めて家族の一員になっていきます。



出産経験があったからか...

母性の強かったナミは、やがてボス猫となり

その後やってくる保護仔猫たちの面倒を

ほんとによく見てくれました

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ボス猫・ナミ 現ボス猫・にゃん太郎
 


そして...

ナミは数年前、18才で旅立ちます

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その3年後の同じ月、ロビンも18才で旅立っていきます。

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うちの歴代猫の中では...

あご丸の22才に次ぐ二番目に長寿

よく2匹とも長生きしてくれました。

同じ年齢...同じ月に

旅立っていくなんて

もう最期まで 親子でしたねぇ。



縁とは不思議なものです。

もしナミ&ロビンに出会っていなければ

迷うことなく保護していなければ...


その後にも 私が連れ帰って来ることになる

にゃん太郎、ミント、くろ&リリー姉弟

この仔猫たちの命を

繋ぎとめることには ならなかったかもしれない。


自宅のブリティッシュ・リリィに至っては

ナミを保護したコンビニのすぐ近く、阿蘇出身の子です。

先代猫たちの生きた証・いのちのバトンは 今いる子たちにも受け継がれていく

何か強い縁を感じています。

そう感じることで...

ナミとロビン(先代猫たち)がいなくなった悲しみや寂しさ、後悔からも

今は前を向くことが出来ています。



ナミ&ロビン親子にまつわる

不思議な出来事やエピソードは、まだまだ書き切れないほどありますが(^-^;

大切な出会いのお話...

今回は、この辺で終わりたいと思いますm(__)m



どこかで同じように 

たったひとつでも多くの野良猫さんの命が救われますように...



少し重い内容になったので

今回もイラスト描きました

ちょっとしたおまけです♪



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ナミさんとKさん(^^)
 
結婚前...晩年期のナミに出会うことになるK。

Kは、不思議な魅力を持つナミのことが大好きでした

ナミさんに会いたい~!とお家デートをよくしたものです。

私たちの仲を取り持ってくれていたのかもしれません(^^)




こちらは うちのニャン’S紹介です
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今日も貴重なお時間、最後までご覧いただきありがとうございます。


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